2010年11月28日日曜日

陽気なギャングが駆け抜ける

本の話です。

伊坂幸太郎氏の「陽気なギャングが地球を回す」を読み終えました。
キャラクターが活き活きと描かれていて、目の前を駆け抜けていくような疾走感を感じました。
登場人物のセリフが小難しいく、理屈っぽくもあるけれど、それがまた、なんとなく可笑しく、憎めないキャラクターを演出してます。
小気味よいアメリカ映画のような雰囲気も感じせる作品でした。
作者は映画好きのようなので、その影響がでてるのかもしれないです。
さらりと、深く考えずに楽しめる作品でした。

この作品には続編の短編集もあるようなので、読んでみたいと思ってます。
またギャングたちに会えるのが楽しみです。

作者の伊坂幸太郎氏は、よく”ポスト村上春樹”と言われたり、作風が似てるとか、比較されたりしてるようですが、なんか的はずれな意見のような気がします。

私にとっては、あたりまえだけど、まったく別の作家で、両人共、面白く読める作家であり、読み続けたい作家、という気がします。
変な喩えだけど、まったく違う別々の美味い珈琲専門店で、両方共、その日の気分で交互に通ってる、そんな感じです。
自分で書いていても、よくわかりません。

要は、どっちも面白いってことです。

ただ、あえて言えば、伊坂幸太郎氏と私が年齢的に近いので、世界観というか、時代感が、”近い”あるいは、”似てる”、”共感しやすい”そんな気も少しします。
同じような感じは、よしもとばなな氏を読んだ時も感じました。

ま、面白ければ、なんでもいいですけどね。

今、出版界は東野圭吾氏と伊坂幸太郎氏に力を入れていて、特に東野氏はブームっぽい感じがあるようですが、何故か私は東野圭吾氏には食指が動きません。
まぁ、東野圭吾氏はブームで終わる作家ではないと思いますので、今の盛り上がり状況が終わったら、東野圭吾氏も読んでみたいと思ってます。

しばらくは、伊坂ワールドで楽しみたいと思います。

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