2010年8月24日火曜日

夏の終わりのそーめん

夏の話です。

8月も終わりに近づき、そろそろ秋の足音が聞こえてくる頃です。
少し前の盛夏の頃と比べてクマゼミの声も聞かなくなり、ツクツクボウシの声が聞こえ始めました。夜には耳をすますと、虫の音も聞こえてきます。
TVではシチューのCMが流れはじめ、スーパーでは秋のビールが売ってました。
少しづつ、秋の気配が感じられます。

しかし、まだまだ暑いです。猛暑です。バテそうです。
そんな暑い夏の食べ物は、やっぱりそーめんです。
子供の頃、そーめんのつゆは母親がきちんとダシをとって作っていました。
私はそのめんつゆが大好きで、そーめんを食べ終わった後、残っためんつゆを飲み干していました。
めんつゆは自宅で作るもの、それが当たり前だと思っていた子供時代でした。

一人暮らしをするようになって、初めての夏、当然そーめんを食べたくなり、さて、めんつゆをどうしようかと思っていると、スーパーで市販のめんつゆを見つけ、買いました。
一人暮らしで初めて食べるそーめんです。めんつゆは作り方通りに水で薄めて作りました。
そーめんをめんつゆにつけ、一口すすってみると・・・・、ダメでした。あまりにも口合わない、いや、こんなにマズいものがあるのかと思ったほどです。

その後、そーめんを食べる時は必ず自分でめんつゆを作るようになりました。もちろんダシをとって、醤油とみりんで味を整え、それを冷まします。時間かかっても必ずそうしてました。
それが当然だと思っていた一人暮らしの時代でした。

そして3年ほど前、市販のめんつゆを使ってそーめんを食べる機会がありました。
おそるおそる、そーめんをめんつゆにつけ、口に運ぶと・・・これが、意外にもなかなかいけます。少なくとも、初めて食べためんつゆとは雲泥の差です。
食品業界の技術の進歩、なかなか侮れません。
それ以来、市販のめんつゆでそーめんを食べることが多くなりました。たまには手作りのめんつゆで食べたいと思うこともありますが、市販品の手軽さと、そこそこの美味さは、手作りの煩わしを忘れさせます。

そう思いながらも、さっぱりとしたそーめんを食べたくなるような暑い日には、昼からちゃんとダシをとり、醤油とみりんで味を整え、冷ましたら容器に入れ、冷蔵庫で冷やし、夜の食卓では涼しげなガラスの器に盛られたそーめんを箸で取り、冷えためんつゆにつけ、ノド越し良く、つるり、と食べたいものです。
薬味には、ショウガとミョウガを添えるのを忘れないように。

子供の頃を思い出しつつ、そーめんが食べたくなる夏の終わりの暑い日です。

1 件のコメント:

  1. 最近暑すぎてそーめんしか食いたくないっす。
    噛むのも暑い・・・

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